目次
1、合同会社とは
アメリカの LLC を元に導入された会社形態です日本版 LLC と言われています。 LLC とは Limited liability Company です。似た名前で合名会社がありますが合名会社は無限責任になりますが、合同会社は有限責任となっています。
2、株式会社との違い
株式会社が所有と経営の分離という大前提がありますそのためいろいろな規則が設けられていますが合名会社は柔軟に活動することが想定されているため株式会社ほどの規則や制限が定められていません合同会社の場合は所有と経営が一体となって業務を進められるため株主の意向によって経営判断が左右されることもありません。
3、合同会社設立の費用
登記申請の登録免許税 資本金額の7/1000 最低金額は6万円
定款の印紙代 4万円
会社の代表印 (実印のことです)市場価格7000円ぐらいから
自分で作成すれば、11万円前後で出来上がるわけです。ただ書類作成を依頼した場合にはその報酬額が加算されます。
※定款の印紙代ですが、電子作成する場合には印紙代の4万円は不要です。
4、必要資料
①定款
②合同会社設立登記申請書 登記情報システムで入力して電子で送信することも可能です
③代表社員の就任承諾書
④法務局に実印を登録するための印鑑届出書
⑤出資金払込証明書 個人の口座に出資金として入金したページをコピーして添付します
5、電子定款の作成方法
①電子証明書の用意 市町村でマイナンバーカードがある場合にはそのカードの中に電子証明書を格納することができます。安いのでこれが一番いい方法だと思います。
② Adobe Acrobat のソフト 3~4万
リーダーは無料ですがこちらのソフトは有料になります
③ Adobe Acrobatの 電子署名プラグインソフト
登記オンライン申請 Web サイトから無料でダウンロードできます
④カードリーダー 5千円
⑤必要なものが揃ったら、 Word で定款を作成して Adobe Acrobat で PDF にします。そこに署名プラグインソフトで自分の署名をします。署名をする際にはカードリーダーにマイナンバーカードを装着して読み込みます。
⑥出来上がった電子定款は CD 等に保存して法務局に提出します
当事務所では電子定款の作成のみを代行で行っています。お問い合わせフォームからお問い合わせください。
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