◆目次◆
1、電子定款とは
2、ソフトウエア
3、作成方法

1、電子定款とは

会社を設立する際に、定款が必要になります。従来は作成をして紙に出力していましたが、これを電子で作成するとした場合には印紙税が不要です。作成印紙4万円がかかりません。

ただし電子で作成するためには、アクロバットソフトと電子証明書カードリーダーが必要になります。こちらを購入するとほぼ4万円かかります。また市町村の電子証明は申請してから約1ヶ月かかるので、お急ぎの方は当事務所に是非お問い合わせください。原稿をいただければ、一両日中に当事務所が代理で電子証明添付の電子定款を作成することができます。

2、ソフトウエア

自分で作成する電子定款必要費用

Adobe Acrobat Standard 2017|Windows版 定価 42,984円

アマゾンで購入すると少し安いようです

PDF電子署名プラグインソフトについて

無料

こちらでダウンロードしますが、その前に動作確認しているPDFソフトかどうか確認します。

カードリーダー 2,000円前後
必要費用合計 44,984円

アクロバットは今回の署名だけでなく、PDFを加工したりできます。
カードリーダーも電子証明だけではなく、エディカード、スイカやナナコも読み込めます。活用ができるかもしれません。

3、作成方法

Acrobat の環境設定が必要です。マニュアルをダウンロードして確認してください。

PDF署名プラグイン操作説明書 第8.1版(H29.12.15)

<Acrobat DC/2017の場合>
①Acrobatのメニューから【編集(E)】→【環境設定(N)】→【一般(G)】をクリックします。

②環境設定画面が表示されますので、バレット内の【署名】を選択し、電子署名の「作成と表示方法」にある【詳細…】ボタンをクリックします。

➂【作成と表示方法の環境設定】画面が表示されます。【デフォルトの署名方法(M)】かせ【SignedPDF】を選択し、【OK】ボタンをクリックします。

参照 PDF署名プラグイン操作説明書

環境設定が終わったらいよいよ電子署名をつけます。
電子証明書は手元にありますか?マイナンバーカード形式ですとカードリーダーが必要です。

作成した定款をPDFに変換して署名をして完了です。提出はCDにいれ法務局に提出します。