海外でテレワークするためには、パソコンの使用環境と携帯電話の利用方法等のいろいろな準備が必要です。
日本ですること | SIMロックを解除する(注1) e-SIMに切り替える(注2) 海外でSMSが受信できるプランか確認する。 よく連絡する人との連絡手段を確認する。 (facetime・zoom・LINEなどSNSで連絡できるようにする) パソコンの電圧を確認する。(100~240V対応=全世界対応) マレーシアは220V 220Vに対応していない電化製品は変圧器が必要 パソコンは通常は100V~240Vのため、差込口 三つ口のUK型コンセントが必要です |
現地ですること | 現地の通信会社のSIMを購入する。 必要に応じて、VPNサービスに加入する。 |
注1:携帯のSIMロックを解除
※SIMフリー携帯を使用している場合は不要です。
注2:マレーシアで自分の携帯にマレーシアのSIMカードをいれるため、e-SIMは日本で利用している携帯会社に変更をおねがいします。
日本で利用している携帯会社がe-SIM対応の場合は、e-SIMに切り替え
たまにe-SIM対応していない携帯会社もあります。
※携帯を2つ持つ予定の方又は 使用している携帯が物理SIMカードを2枚入れられる場合は不要です。2枚入れられれば、1枚は日本のSIMカード、1枚はマレーシアのSIMカードをいれます。
目次
携帯電話の使い方について
① インターネット通信について
私は、ahamo(docomoの格安SIM)を利用しています。ahamoはデータ通信に関しては、海外から利用しても追加料金は発生しません。
そのため、ネット通信だけだったら現地の携帯電話会社と契約する必要はありませんが、通話料はかかるため、長期滞在する場合は、現地の通信会社のSIM購入することをおすすめします。空港などのお店で購入すると、その場で携帯の設定をしてくれます。
私の場合は、iPhoneのデュアルSIMを使用して1つのスマートフォンで日本とマレーシアのSIMを設定しています。
② SMSの受信について
日本にいる時は、特に意識しないのですが、海外から接続するといろいろなサービスからアカウント確認を求められます。そのため、日本のSMSも受信できるようにしておくと便利です。
日本のSIMがはいっているということは、携帯が通じますが、会話すると海外のため高額になりますが、ショートメールは基本受信無料のため受信につかいます。
※アカウントのログインの際ショートメールの受信が本人確認になるためできなくなるとログインができなくなります。
例:アマゾンほか
日本の携帯の契約内容を確認して、海外でも受信できるか確認しておくことをお勧めします。
③ 日本との外線通話について
テレワークをする際は、日本と通話することが必要になると思います。
通常の電話では、国際通話になってしまい通話料が高くなるのでネット回線を使用するサービスを使用しています。
1分65円 10分650円ぐらいです。
iPhone同士の場合はfacetimeを使用しています。
AppleIDに使用しているメールアドレスまたは電話番号をお互いに知っていれば、通常の電話と同じようにかけることができます。
かける際には、連絡先アプリからfacetimeというのを使用してかけられます。
相手がAndroidの場合は、LINEやzoomなどを使用する方法があります。
これらの方法は、連絡先やアカウントがわからないと使用できないので、海外に行く前に事前に確認しておく必要があります。
もし普通の固定電話にかける必要が出てきた場合は、現地で契約した通信業者ごとに割り当てられている国際電話割り当て番号を追加してかけるとお得になります。
私はMaxisという会社のhotlinkというサービスを使用しています。こちらの場合は頭に「13200」とつけて日本にかけると安くなります。
通話料金は、だいたい1分13円~15円になります。(為替の影響で金額は変動します)
hotlinkのサービスは、すべてプリペイド式になります。チャージは携帯のアプリで行います。
テレワークで外線によくかける人は、skypeがおすすめです。
テレワークを円滑にするには
ノートパソコンはもちろんですが、VPN(注3)も重要です。
日本からしか接続できないサイトもあります。
私が使用しているサイトでは、国の補助金サイトが海外からは接続できませんでした。
私は、ExpressVPNを使用して、それらのサイトに接続しています。自分が使用するサイトが海外から接続できない場合は、VPNを使用して日本のサーバー接続することができます。
VPNを選ぶ際は、AmazonプライムやNetflixなどの動画サイトが見られるというVPNサービスがおすすめです。理由として、動画サイトが見られないものは、通信速度が遅かったり接続が不安定だったりするからです。有料サービスになりますが、1ヶ月は無料だったりするので自分に合ったサービスを選べます。
注3:VPNとは Virtual Private Network といいインターネット接続のプライバシーを保護する仕組みです。
VPNで接続すると日本から接続しているのと同じくなります。VPNからでないと補助金関係のサイトがみられませんでした。
人気VPNのおすすめ
ExpressVPN (利用していますが、早く安定しています。)
あって便利だったもの
海外利用可能な延長コード
最近のスマートフォンやパソコンの充電コードは海外の電圧に対応しているものがほとんどです。
ただ、コンセントの差し込み口が違うためそのまま使用すると変換プラグが必要になります。海外利用可能な日本の延長コードを持っていくと変換プラグをたくさん用意するよりも荷物が少なく使いやすいです。
電圧の違い(マレーシア 220V 日本 100V)
マレーシアと日本では電圧が違うので持っていく電化製品の電圧を確認してください。
大体コンセントや商品の裏側などに記載されています。
私がマレーシアで使用している日本の延長コードです。
SAYBOUR 電源タップ
海外で利用する場合は、「100V-240V電圧」と記載があるものを選ぶようにしてください。
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